2013年5月11日土曜日

理由のないコンプレックスを払拭したい。


理由のないコンプレックスを払拭したい。




「私」を主語にしてアサーティブなコミュニケーションを実行


コンプレックスを払拭するには。アサーティブなコミュニケーションを心がけましょう。

つまりアサーティブの4本柱、


率直

対等

誠実

自己責任

の実行です。




まず、誰かと比べて自分は優れているとか、劣っているとか、自分を人と比較しないことです。

自分は自分でしかないのだから、比較できる存在ではないのです。
比較した上での評価は意味がありません。

そうは、言っても、相対的な比較をする人がいます。
そういう言動を、目の当たりしたり、自分もそうだったかも知れません。
買い物するときも、見比べて選ぶ習慣を身につけています。
ついつい他人と自分を比べたくなるのも無理がありません。

だからと言って、それを持ち出して、なにか解決になるでしょうか?

私たちができることは、自分を変えることだけです。
他人を思うように変えることはできません。

結局、コンプレックス、妬み、怒り、恨みの製造工場になるだけです。
誰かより劣っているからと落ち込むこともないし、逆に優れているからと威張るの
も滑稽です。

自分は自分でしかなく、自分が変えられるのは、自分だけです。
現実を無視して、比較し、他人を変えようとするのは、自分と他者の境界を越境す
る以外のなにものでもありません。

嫉妬心に駆られて意味もなく反対したり、傷つけたり、つまらない間違いを冒さな
いようにするには、「私」を主語にして会話するようにしましょう。

「私」を主語にすると、自分の言動に自分が責任を持つことになります。
自分にも相手にも与える印象がポジティブに変わります。

誰かと比較することなく、宇宙唯一の自分を自分が引き受けてコミュニケーションすることで、自然に劣等感を克服していきます。

「私」を主語にする・・・たったそれだけのことが、自分のフォームを変える力になります。フォームについては次回お話します。